ホタル生息地の住吉川上流域で清掃活動を行いました

環境保全
03 /17 2019
 3月16日(土)、9時より1時間ほどホタル生息地域の住吉川上流で清掃活動を行いました。本活動は、平成30年度・第15回九州ろうきん「NPO助成」の対象事業として受託した、「住吉川上流のホタル生息地の川辺の清掃活動」の一環です。今回は「住吉川のホタルを増やす会」のメンバーは都合がつかず、「ソーシャルプラネット大分」のメンバーだけでやりました。
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 清掃活動に入る前に、野村副理事長より、水質検査に追加するDO(溶存酸素)検査のサンプリング方法について説明がありました。昨年までの水質検査項目は①水素イオン濃度(㏗)、②生物化学的酸素要求量(BOD)、③浮遊物質量(SS)の3点だけでしたが、県の担当者にいろいろご相談した結果、我々の活動目的がホタル生息数や餌となるニナの生息数増加であるならば、検査項目としてDO(溶存酸素)検査を追加したらどうかとのアドバイスをもらいましたので、今年から4つ目の検査項目としてDO検査を追加することになりました。
 他の3点の検査項目は水のサンプリングをして、そのまま分析センターへ持ち込めばよかったのですが、DO検査の場合、水の採取をして分析センターに持ち込む前に溶存酸素量を固定する作業が必要とのことです。野村副理事長がそのやり方を実演してくれました。
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 また、清掃作業の準備をしていたところ、近くにお住まいの方だと思いますが、「今から河川の清掃作業をするのであれば、私がカワニナの餌として白菜を撒いているので、白菜はそのままにしておいてほしい」と言われました。初めてお見かけする方でしたが、カワニナの好物についてもよくご存知のようでした。お名前とかご住所とかは聞けなかったのですが、川の近隣にホタル育成に関心を持たれている方がおられるというだけで心強く感じました。
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 さて、いよいよ清掃活動開始です。小野事務局長より、今回の清掃活動は川の中に落ちている缶、ビン、プラスチック、ビニールなどの人工のごみを主な対象にしましょうという話がありました。
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 およそ1時間ほどで清掃作業は終了しました。冬場だったのであまりごみは多くありませんでした。
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 川の水は澄んでおり、カワニナの存在も確認できましが、数量までは確認できませんでした。ネットで調べると、1匹のゲンジボタル幼虫が上陸するまでに食べるカワニナの数は、およそ25匹と言われているので、仮に100匹のホタルが飛び交うためには2500匹のカワニナが必要という計算になります。
 ホタル生育の条件にはいくつかありますが、大きな条件は水のきれいさとカワニナの存在です。水のきれいさは一昨年から始めた水質検査で定量的に把握できるようになってきていますが、カワニナの個体数を定量的に把握することがまだできておりません。これが把握できないと、初夏になり、ホタルが飛んでみないことにはホタルが順調に育っているのかどうか調べようがなく、また、ホタル数の増減の原因が何なのか特定するのも難しくなります。カワニナの個体数の把握が今後の課題となりそうです。
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 余談になりますが、川の中に菜の花が群生しており、美しく咲き誇って、見る人の目を楽しませてくれていました。どうしてこんなに沢山の菜の花が咲いているのか、誰かが意識的に種をまいたのか、あるいは上流から種が流れてきたのかわかりません。河川内ですので規制が厳しく、勝手なことはできないと思いますが、少し手を加えれば、春には菜の花の咲く川として、初夏にはホタルの飛び交う川として住民に愛される住吉川をPRできるのではないかと思いました。
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 最後に、6月ごろ、本事業の一環として「ホタル観賞会」&「ホタルに関する講演会」を行う予定です。それまでにもう一度河川の清掃活動を行います。その時は我々「ソーシャルプラネット大分」と「住吉川のホタルを増やす会」のほかに、住吉川上流近隣の住民にもご参加いただいて、地域ぐるみの清掃活動・環境保全活動へと進化させていきたいと考えています。


(平山   記)

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